メタバースで居場所支援をする___「ぶいきゃん」とは?

ぶいきゃん2023年度全国についてはこちら

1.1ヵ月間の間、メタバース(ソーシャルVR)にて行われる集中型の体験プログラム

わたしたちが提供するのは、「勉強する場所」ではなく「自身や社会を見つめる場所・他人と交流する場所」です。そのためプログラム内では学校で習うようなことを勉強するのではなく、不登校経験者の話を聴く機会であったり、メタバースとリアル問わず社会でいろいろな生き方をしている人たちに触れる機会を提供します。「ぶいきゃん」ではこういった内容のプログラムを1ヵ月の間実施します。交流といっても、ただ言葉を発さず聞いているだけでも問題ありません。

 2.復学支援ではなく、居場所支援

「ぶいきゃん」は最初の一歩目を踏み出すためのプログラムです。

 そのため、復学だけを目指しているのではありません。自身の社会参加を実現するためには、まずは自分自身を少しでも認めてあげられること、そのために「居場所を見つけること」が必要だとわたしたちは考えています。

サポーターによるサポート体制

「ぶいきゃん」での活動中は普段からメタバースで活動してるユーザーが補助役として同行するサポーター制度を取り入れています。参加しているサポーターは専門家による研修を受けており、頼れるお兄さんお姉さんとして「ぶいきゃん」にスタッフ参加しており、VR機器の操作や不安なことがあればすぐに相談することができます。


.専門家によるプログラム監修とスタッフ研修

 サポーターだけでなく他スタッフも専門家による研修を受講しており、プログラムの制作に関しても共同で実施している他、使用するメタバース空間のユーザビリティ性の担保などに協力していただいています。

また、プログラム実施中もなにか問題が発生した際に対応できるよう専門家と連携体制をとっています。

.参加費無料、VR機器無料貸し出しの完全無料プログラム

 「ぶいきゃん」は参加費無料の他、VR機器(Meta Quest2)をプログラム期間中無料レンタルしております。Wi-Fi環境は必要になりますが、一般的なご家庭(youtubeが見れるような)のインターネット状態であれば参加可能です。また、VR機器のみで参加が可能であり、パソコンをご用意いただく必要はありません。

.LINEで安心のプログラム内情報共有・気軽な問い合わせ

 「ぶいきゃん」期間中の活動の様子に関してはLINE公式アカウントを通して保護者の方に共有させていただきます。

 スタッフの視点から参加者さんのご様子をお伝えさせていただく他、分からないことや不安なこと、連絡したいことがあれば問い合わせいただくことも可能です。

参加できる「不登校生」の定義
「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況により連続又は断続して年間30日以上欠席する見込みのある児童生徒」というのが文部科学省の示す不登校生の定義です。

「ぶいきゃん」においてもこの定義に則り、「月に3日程度欠席している人 」を参加対象としています。「学校に行きたくなくて行けていない人」「行きたいけど行けていない人」どちらの方も受け入れています。参加可能かどうか、気になる方はぜひ一度ご相談ください。

広島ホームテレビ様に本プログラムを特集いただきました。

2022年度広島市で実施した際の様子です。是非ご覧ください。

2023年度 参加者募集パンフレット